透明なグラスを合成していきます。流れはグラスを配置して透過させ、グラスに背景の画像を馴染ませ、ぼかしと影をつけます。
背景のフリー素材の画像は下記のURLからダウンロードできます。グラスの画像はいいかんじのを検索してください。ダウンロードができたらPhotoshopで開いてください。
https://www.pexels.com/photo/backdrop-blur-board-bokeh-347140/
グラスの画像を大きさを調整して配置します。
グラスの描画モードを乗算にします。
グラスレイヤーを複製して、乗算のまま不透明度を47%にします。
もう一度グラスを複製して、描画モードをスクリーンにして不透明度を100%にします。
スクリーンににしたレイヤーのレイヤー効果を開き、赤枠のこのレイヤーの部分をいじります。暗いところから矢印を右に持っていきます。Altを押しながら矢印をクリックするとわかれます。画像を見ながらグラスの内側が透明になるぐらいまでいじります。
一番上にあるグラスのレイヤーを自動選択ツールで選択します。サンプル範囲は11ピクセル四方の平均にして、許容値を2にして周りの白いところを選択します。グラス周りの白い部分を選択したら、Ctrl+Shift+Iで選択範囲を反転させます。
選択されている状態でマスクをかけます。周りに白い部分が残っていたり、グラスが消えている場合があるのでブラシでマスクを修正します。乗算になっている初めのグラスレイヤー、2番目のグラスレイヤーの不透明度を画像を見ながら調整します。
グラスレイヤーを3個選択している状態でCtrl+Gでまとめます。グラスという名前にしました。
レイヤーパネルの下からべた塗りを作成します。グラスのマスクをべた塗りにコピーします。Altを押しながらドラッグ&ドロップでべた塗りにコピーします。グラス以外のべた塗りをマスクで消します。
べた塗りの色をグラス周辺からとります。色を変更したら不透明度を17%ぐらいにします。
背景レイヤーを複製して垂直方向へ反転します。複製したレイヤーを一番上に移動させます。自由変形にして、右クリックからワープを選択します。
周りの背景をグラスに反射させたいのでいいかんじに合わせます。
このレイヤーをゆがみで形を整えます。歪ませやすくするため表示を下記のようにします。持つところに合わせて細くします。
ゆがみでいいかんじに整えた後は、べた塗りのマスクをAltを押しながらコピーします。マスクのコピーができたら、オーバーレイにして不透明度を14%にします。
テーブルの奥がはっきりしているので少しぼかします。背景レイヤーを複製します。ぼかす方法もいろいろありますが、今回はチルトシフトでぼかしてみます。数字の設定はぼかし16pxぐらいにします。ぼかしの中心はコップに合わせて、テーブルの奥行に合わせてぼかしの範囲を決めます。
コップに影をつけます。真意レイヤーを作成して影という名前にしました。ブラシツールに切り替えます。黒色で塗り、影レイヤーを自由変形します。コップの下にいいかんじに変形出来たら次です。
自由変形ができたら、焼き込み(リニア)、不透明度18%にします。これで影つけが終わりです。
文字にしたり画像にすると少し長いですが完成になります。